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2024/05/30

SEO対策って何をするの?

コラム

CATEGORY : SEO

SEO対策って何をするの?

SEOというと「SEO対策」「内部施策」「外部施策」といったワードを見かけますが、実際SEOとはどんなことをするのでしょうか?

一昔前のSEOでは、とにかくコンテンツに上位表示したいキーワードを詰め込んだり、検索ユーザーにとっては全く意味のないSEOのために作ったサイトから自社サイトに大量のリンクを貼ったりすることが実情でした。実際、事業会社に勤めてwebマーケティングに携わっていた私宛てにSEO業者から「リンクをたくさん貼りますよ!」といった営業の提案電話がよくかかっていました。もちろん私は断っていましたが、そうしたことが強力な施策としてまかり通っていた時がありました。

ただ、これはあくまでも一昔前のSEOの話です。

では現在はどうなのでしょう?

Googleが推奨していないこと

検索の品質を高めることを目指しているGoogleは、現在上記のような「キーワードの乱用」や「短期間での大量のリンクの貼り付け」を「スパム」としています。

Googeはこうした「スパム」に関するルールを「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」として定めて、Google検索の検索結果として表示されるためにこのスパムポリシーに準拠する必要があるとしています。

「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」ページの一部

さらにGoogleは自動システムと人間によってポリシーに違反しているコンテンツを検出して、違反しているサイトは検索結果での掲載順位が下がったり、まったく表示されなかったりすることがあると明言しています。

「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」ページの一部

そしてこのスパムポリシーの中に、上記の「キーワードの乱用」や「短期間での大量のリンクの貼り付け」に関してもはっきりとスパムとして挙げられています。

「「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」ページの一部「キーワードの乱用」
「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」ページの一部「リンクスパム」

リンクに関してここで気を付けなければならないことは、Googleは「ランキングを上げることを目的としたリンクの売買」をスパムとしていることです。つまり、現在でもよく見かけるSEOの外部対策として、自社サイトへのリンクの貼り付けを業者に依頼する行為をGoogleは「スパム」にしているということです。そして「スパム」の認定を受けると検索結果のランキングが下がったり、あるいは検索結果に表示されなくなると言っています。

「Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー」ページの一部「リンクの売買について」の言及

以上の理由から、SEO目的のリンクの売買にはくれぐれも気を付けてください。できれば売買に関わらないことをおすすめします。

このスパムポリシーには、他にも「クローキング」「誘導ページ」「期限切れのドメインの不正使用」「隠しテキストと隠しリンク」「大量生成されたコンテンツの不正使用」などがスパムとして挙げられています。そしてこれらに共通することは、行き過ぎたSEO対策や他サイト運営の妨害などによってGoogleが目指している「検索の品質を高めること」を阻害する行為です。一昔前にはSEO対策として業者などによって勧められていた行為は、今やGoogleによってスパムとして認識され検索結果のランキングの降下や検索結果に表示されなくなるようになったのです。

Googleが推奨していること

ではどうすれば良いのか?

それは、小手先のSEO対策ではなく、ユーザーの役に立つコンテンツを作ることです。同様のことをGoogleでは「有用で信頼性の高いユーザー第一のコンテンツを作ること」だと言っています。

これはGoogle検索についてGoogleが公開している「Google検索の基本事項」の中で「主なベストプラクティス」の一つとしても挙げられていますが、Googleが公開している「Google検索セントラル」のあらゆるところで「有用で信頼性の高いユーザー第一のコンテンツを作ること」が推奨されています。

「Google検索の基本事項」ページの一部

つまり、ランキングを上げるためではなく、ユーザーを第一にした有用なコンテンツを作って信頼されなさい、そうすれば上位に表示されます、逆にランキングを上げるために小手先の施策をやり過ぎると「スパム」と認定されて検索結果のランキングが下がるか検索結果に表示されなくなりますよ、と言っているのです。

そのためにテキストだけではなく画像や動画を使ってわかりやすく役に立つコンテンツを作る必要があります。

リンク対策はどうするの?

それでは外部対策はどうするの?リンクは張らない方が良いの?と思うかもしれません。自社サイトへのリンク自体は今でもSEOにとって有効なことは間違いありません。ただ、リンクの売買や短期間での大量の貼り付けなど過度なSEO対策は、上記の通り、Googleに「スパム」として認識される可能性があります。

最も優良な方法は、ユーザーが自分のサイトにリンクを自主的に貼るようなコンテンツを作成することです。平たく表現すると、リンクを貼ってもらえるような有用なコンテンツを作ることです。これがGoogleのスパムポリシーに抵触しない健全なリンクを獲得する方法です。

つまり外部対策としても「ユーザー第一の有用な信頼性のあるコンテンツ」を作成することが理に適っているのです。時間はかかりますが、業者にリンクの貼り付けを依頼して検索ランキングが降下したり、検索結果に表示されなくなることに比べれば、長い目で見て最良なサイト運用と言えます。

SEO対策ですること

SEO対策って何をするのか?ということについては、以上の通り「コンテンツ作成」をおすすめしています。少し抽象的な説明でしたが、SEOの根幹に触れたつもりでおります。「ユーザー第一に有用で信頼性のあるコンテンツ作成」の作業として、実際にはキーワードの選定からコーディング作業に至るまでに細かなポイントや技術点にも注意が必要となります。

コンテンツやサイトの状況によって最適なポイントが違いますので、実際にご相談いただければコンサルティングサービスとしてお伝えいたします。それ以外のなるべく多くの方に共通しているSEOのポイントについてはまた記事を書いていきたいと思います。

また「そもそもSEOって何?」という方には「SEOとは?」の記事をおすすめしていますので、よろしければこちらも併せてお読みください。

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