SEOは必要か?
「SEOって必要なの?」と思う方も多いことでしょう。
一般論としては、webサイトで集客を行っているほとんどの組織でSEOを行った方が良いのではないかと思います。決して弊社がSEOコンサルのサービスを行っているからそう申し上げているわけではありません。SEOを施せば自然検索からの訪問数は増えることは確かです。
では自社にとってSEOは必要なのか?ということですよね。それはおそらく「今、やるべきなのか?」といった適時性がポイントになるのだと思います。企業や組織ではスタッフやコスト、それから時間に限りがあります。限られた資源の中で、何が問題で何を優先して取り組むべきかを判断しなければならないでしょう。
参考:「SEOとは?」
今、SEOに取り組むべき?
「今、SEOに取り組むべきか?」を真正面からちゃんと考えるには、企業や組織によって考えるべきポイントが違ってくるかと思います。webやそうでないチャネルも含めたマーケティング戦略から考えなければいけない場合もあれば、「webサイト上のどの経路からの集客を強化すべきか」だけを考えれば良い場合もあるのではないでしょうか。その点は企業や組織によって様々ですので、ここではケースによる説明は割愛します。
SEOのコスト概要
いずれにしろ検討材料として必要なのはSEOのコストだと思います。コストというのは文字通り「費用」、効果が出るまでの「時間」、そしてスタッフの「作業量」を指しています。
- 費用
- 時間
- 作業量
SEOは自然検索の最適化のため、広告とちがってそこに取り組むこと自体に費用はかかりません。ここでいう「費用」はSEO業者に依頼する費用を指します。SEO業者も様々で、調査からキーワード選定からコンテンツ作成まですべてオールインワンで請け負う場合もあれば、指示書だけ提供する場合もあります。それらによって費用は変わってきますし、当然ですが依頼する工数が多ければ多いほど一般的には費用がかかります。したがってどこまでを業者に依頼するのかを検討する必要があります。
「時間」は、SEOに取り組んで効果が出るまでの時間を指します。「効果が出る」その効果も目標によって変わります。問い合わせ数や購買数の増加をSEOの目標とした場合と、単にwebサイトへの訪問数の増加を目標とした場合ではその効果の度合いが変わってきます。したがって自然検索によってどんな効果を求めるのか?を検討する必要があります。
「作業量」はみなさんの企業や組織のスタッフの作業量です。「費用」のところで「どこまでをSEO業者に依頼するのか」と説明しましたが、この作業量は「どこまでSEO業者に依頼せずに自社スタッフで作業を行うのか?」ということを検討する必要があります。すべて業者に丸投げなら作業量は発生しませんが、費用は大幅に増えることになります。
これらの要素についてはまた記事にして言及いたしますので、SEOを検討する際の参考にしてください。